雑問のすすめ@じごまる

アオカミキリの仕業

これは、実家のカエデの木である。
今年の春先に御神木であることを突き止めた。
一枝切らせてもらい、その材からは、天然より2ヶ月ほど早く♀1匹の成虫が羽脱したからだ。
(2005.4.12に羽脱)

上の写真は、同様の野外脱出の跡。
下の写真は、現在活動中の幼虫が木の外に糞を出す小さな穴が等間隔に3っつ。
(写真には納まっていないけど、6個このように連なっている)
枝先から幹に向かって進行中である。
暑い夏が過ぎ、秋になるとしきりに、この活動を行なう。
木の下には、オレンジ色の小さな粒粒がいっぱい。
寒くなると、作業はいったん中止、冬眠してしまうのだろうか?
春先には目を覚まし、蛹になり、6月には材の外へ羽脱してくるらしいが、その瞬間は、まだ拝んでいない。
又、実際に野外で活動してた個体は数年前に日中ブーンという羽音とともに、カエデの葉に止まった1匹しか、まだ目撃していない。
もっと沢山の個体が木の幹をはっていてもよさそうなものなのにね。
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by jigomaru | 2005-09-28 15:48 | カミキリ
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